|
『塔』(とう)は、短歌結社「塔短歌会」が発行する月刊の短歌結社誌。1954年創刊。アララギ系の歌誌の一つ。 == 塔短歌会 == 現在の主宰は吉川宏志、編集長は松村正直。選者は吉川宏志、永田和宏、池本一郎、花山多佳子、栗木京子、真中朋久、小林幸子、三井修、山下洋、江戸雪、前田康子、永田淳。 会員は選歌欄に毎月10首以内を投稿する。選歌欄は月集、作品1(2欄)、作品2(6欄)、若葉集の10欄。各選歌欄は選者を固定せず、特別作品欄〔15首以上の連作の投稿欄。〕も併せて11欄を吉川宏志以外の11人の選者が輪番で対応する方式をとっている〔厳密には月集、作品1(2欄)と作品2(2欄)の選歌を永田和宏、池本一郎、花山多佳子、栗木京子、真中朋久が、作品2(4欄)と若葉集、特別作品欄の選歌を小林幸子、三井修、山下洋、江戸雪、前田康子、永田淳が担当する。〕。なお若葉集は入会1年までの会員が属する欄であり、1年を経過すると自動的に作品2に移行する。作品1の2欄、作品2の6欄はその都度振り分けており、会員が2組、6組に分かれているわけではない。以前は選者固定式だったが1999年4月号から輪番制に移行した。 月集以外の選歌欄への投稿のうち各選者から「優れた一連」と評価された作品の作者の中からさらに10名を選抜して掲載する「新樹集」、すべての投稿歌から秀歌20首を選抜して掲載する「百葉集」の2欄があり、これらの選歌は吉川宏志が行う。 2009年までは結社内の賞を設置せず毎年12月号に掲載する「作品特集」(20首連作を募集)をもって年間のイベントとしていた。2010年より結社として塔短歌会賞(すべての会員が対象)・塔新人賞(作品2および若葉集欄の会員が対象)を新設し、1年に1回作品(未発表の30首連作)募集をかけることになった。 比較的若手の歌人が多いことでも知られており、1年おきに「十代・二十代歌人特集」が組まれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塔 (短歌結社)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|